# おせち料理・栗きんとんづくり
友人のお話「生ごみ減量の実践」

昨日友人のお宅にお邪魔した時のこと。テーブルに置いてあった新聞の折込広告紙を片付けながらSさんは、「暇なとき生ごみ入れを折っているのよ。」ときれいに折ったごみ入れの束を見せてくださいました。
「このごみ入れを2枚重ねて生ごみを入れ、ごみを濡らさないようにしているの。いっぱいになったらネットに入れて保管し、ごみの日に出すのよ。サトイモやミカンの皮などは干して置くと随分軽くなるものね。」
しばしごみ談議に花が咲きました。
ちなみに 市民一人ひとりが生ごみの水切りを実行すると、年間1200トンものごみ減量 になるそうです。
鎌倉市は、年間1万トン焼却していた今泉クリーンセンターの老朽化で近々閉鎖することを決めており、何としても同量の1万トン減量が差し迫った課題になっています。この現状を知って市民が生ごみの水切りを習慣づければ1割強の減量になります。これってすごい!
生ごみのほとんどは水分。車で運びエネルギーを使って燃やすなんて無駄で勿体ない!
生ごみ処理機が置けない人でも、水切りは出来るはず。Sさんの実践の紹介がお役に立ちますように。
西瓜の皮がおいしいカクテキに変身!

立秋を過ぎたとはいえ、まだ暑い日が続いているこの季節は、殊のほか西瓜が美味しい。最近皮の白い部分にも血管を若返らせるアミノ酸の一種・シトルリンが含まれていると八百屋さんの店先に新聞記事が貼ってあったりして、その栄養価の高さにも関心が集まっています。
みのもんたの番組けんみんショウで熊本県民は、西瓜の皮も食べると知り、出演者が一様に驚いていましたが、つい最近知人から西瓜の皮のおいしい食べ方が写真付きで届きました。ちなみにお母さんは熊本育ちだそうです。
外側の硬い皮をむき、白い部分を棒状の角切りにしてビンに入れ、カクテキの素を振りかけて蓋をし振り混ぜる。一晩おくとカクテキの出来上がり。食も進むそうです。
熊本生まれの私は、当たり前のように西瓜の皮も浅漬けにし花ガツオをかけ、お醤油を垂らして 食べるのが好き。西瓜のカクテキもおいしそう!
食品分析表によれば、西瓜の廃棄率は40%。 捨てるなんてもったいない! みなさん優れた食材の皮も食べましょう!生ごみの減量にもなり一石二鳥、いいことずくめですよ。
ラーメン屋さん ごみ減量の取り組み

鎌倉駅周辺でお昼になると、よく立ち寄るお気に入りのラーメン屋さんがあります。
私は2004年旅先で買ったコンパクトなMY箸を愛用し、外食するとき、それを使うのがもう習慣になりました。つい2~3日前、例によってラーメン屋さんに入り席に座って 「あれ?割箸からリユース箸になっている!」そういえば最近、リユース箸を使うお店が増えたように思います。
鎌倉市の年間燃やすごみは4万トン。その内1万トン焼却をしている今泉クリーンセンターは老朽化のため、近々廃炉になる予定で、市民・事業所もこぞって燃やすごみの減量を迫られています。
燃やすごみの3分の1は事業系一般廃棄物、ラーメン屋さんの割箸も、多分この中に入っていたと思われます。繰り返し使えるリユース箸になり、ごみも減る、経費も浮く、いいことづくめ。今日はMY箸の出番もなく、心楽しくラーメンを味わいました。